皆さま、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
海外生活もかれこれ10年になりますが、限りある食材でなんとか作り続けているおせち料理。
今年こそミニお重を卒業しようと思い、大晦日はこちらのアンティークショップを物色。
それなりのものを見つけたのはいいのですが、「その場所に置いてあるものは年明けのセール品でまだ売れないの」と。。。
「明日日本のおせち料理を作るのだけれど、それに使いたいので、原価でいいので売ってくれませんか?」
と頼み込んだのですが、
「フェアじゃないから売れない」
と言われてしまいました。
んくーっ!!来年こそは。。。
気を取り直して出向いた別のお店で、富士山の小皿5枚組に出逢うことが出来ました。
時間は日本がちょうど年明けを迎える頃。
新年早々縁起が良いので早速テーブルに取り入れることに。
ちなみに、このお椀も今年の新入り。
底に厚みを持たせ曲線を描きながら括れた形状で、恐らく昭和初期あたりのものだと思います。
これはアメリカに戻って早々出逢ったものなのですが、なんとお店のおじさん、お椀と蓋をバラ売りしようとしていたんです。
そんなおじさんなので、お値段もお手頃でした。
日本から送って貰った丹波の黒豆も、8時間とろ火で煮て無事ふっくらツヤツヤに仕上がりました。
今年の伊達巻きは白身魚とエビですり身から作ったのですが、これが手間暇かけた甲斐あって美味しく出来ました。
うっかりミョウバンを入れ忘れ、思い通りの色が出ず、再度作り直した栗きんとん。
おせち作りってほんと大仕事ですが、お気に入りの器たちがモチベーションを上げてくれる気がします。
ここに大きなお重が来た時には、中に詰めるお料理を更に考えなくてはならないことになるかもしれませんが。。。苦笑